ドライカットとは
ヘアサロンで、本核的なドライカットを体験されたことがあるでしょうか?ドライカットと言っても、カット手法であって、誰が担当したかによって、仕上がりは変わります。
それぞれの感性によって変わるのは当然なのですが、自分の考える、ドライカットと、ウェットカットにについて書いていこうと思います。
以後、ドライカットに対して、ブラントカットをウェットカットと表現します。濡らして切るのはあたりまえでしたから、ウェットカットという言葉は、ドライカットの登場で生まれた言葉でしょうね。
いわゆる、多くのスタイリストやサロンが採用している、昔ながら、、、と言っても、日本では50年くらい前から始まったカット手法です。濡らしてカット、仕上げにドライカットする。ハイブリッドカット、とも言うみたい(カッコ良い)ですが、まぁ、濡らしてカットする時点で、ウェットカットだと思います。
まず、ほとんどの方が体験されているであろう、
ウェットカットとは、
髪を濡らした状態でスライスを取り、髪を引き出しカットしていきます。
人差し指と、中指に挟める幅で、
縦スライス、横スライス、斜めスライスなどデザインによって引き出す角度を変えます。
角度で、段を入れたり、入れなかったり。10度も変われば、デザインが変わります。
この技法を、ブラントカットとも言います。ウェットでカットした後、ブローしてから、仕上げのチェック(ドライでカット)をします。いわゆる、多くのスタイリストやサロンが採用している、
昔ながら、、、と言っても、日本では50年くらい前から始まったカット手法です。

濡らしてカット、仕上げにドライカットする。
ハイブリッドカット、とも言うみたい(カッコ良い)ですが、まぁ、濡らしてカットする時点で、ウェットカットだと思います。
「日本の美容界におけるカットの歴史」
ヴィダル・サッスーンという人が、1970年に来日したことで美容業界に激震が走ったようです。
小さなシザー1本でヘアースタイルを作る
サッスーンカットは、「美容界の黒船」と呼ばれたそうです。
それまでの日本の美容業界は、髪結の文化から、レザーカットをしていました。
髪を結うにはレザーカットが優れています。
当時、斬新なボブカットや、レイヤーカットが流行り、1970年代から1980年にかけて、日本の美容業界に浸透し、
サッスーンカットが、今の日本のヘアサロンのカット手法のベースとも言えます。
皆さんが当たり前と思っているカットには、こうした歴史があるんです。
日本の美容業界に男性の美容師が登場し出した頃でもあります。
自分が初めてサロンに就職したオーナーは、イギリスでサッスーンカットを学んだ、バリバリのブラントカットの男性の先生でした。
今は当たり前でも当時は、最先端のカットだったんです。
その後、
1990年代後半から、2000年代にかけて、
カリスマ美容ブームが勃発します。
これが日本でのドライカットの本格的な始まりだったと思います。
ドライカットは、日本人の髪質、太い、多い、クセ毛などに適応した手法ですが、ブームが起きた割には、一部のサロンは採用しましたが、一般的には浸透しなかったんですね。

特に、ローカル地域では、殆ど見かけることさえありません。
不思議に思って居たのですが、美容業界独特の慣わしというか、なんというか、私の考えを、またの機会に書かせて頂きますね。
ドライカットの手法は、
最初から乾いた状態でカットします。
引き出すのは、スライスでは無く束で取ります。カットすると言うより、彫ったり、削ったりといった表現の方が合っているんじゃないかな。
乾いた状態でカットしていくので、その変化の工程を見るのも楽しい。
「私、カット見るのが好き」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
自分は出来れば、お越し頂いた状態でカットしたい。
その方が、毛流(もうりゅう)や髪のクセが把握でき、
ご自宅での再現性が上がると思っているからです。
自分は、サッスーンカットから入り、ドライカットにたどり着きました。
その経緯を知っていただきたいので、
次は、私とドライカットの出合いについて触れていきます。