ドライカットは、ウェットカットと比べた時に、考え方が全く違うと思っています。
ウェットカットでは、もちろんですが切り方を習います。スライスを取って、引き出す。その角度次第でボブ、グラデーション、レイヤーを組み合わせ、ヘアースタイルを作ります。スライスは、水平だったり、縦だったり、斜めだったりします。
引き出した(スライス)髪に対して、直角に鋏を入れますので、紙に断面は○という事ですね。基本的には、デザインによって、切り方があり、展開図を頭に浮かべてカットする感じです。
ドライカットは、乾いた状態で切るのは当然ですが、髪のくせ、生え方、方向、骨格、、、などの情報が無いと切れません。お分かりでしょうか?
ウェットカットでは、希望のスタイルが決まれば、こう切れば、こうなる。と、型にはめてしまうカットだと思っています。当然、その技術を元に、多いところはセニングシザーを入れたり、スライドカットをしたりと調整はしますが、ベースは型にはめるから入ります。
しかし、ドライカットでは、ココがこうだから、こうする。コッチに向いて生えているので、コチラから切る。こう生えているので櫛は、コチラから入れる。。。
など、髪の状況に合わせて全てが決まるんです。
毛流というのは、結構変わります。
場所によっては1cmズレれば、大きく変わるんです。なので、ドライカットではスラウスは取りません。
摘むような感じで、毛流が同じような箇所を引き出しカットします。
引き出す角度は、ヘアースタイルや、髪の状態によって変わります。
カットしながら、髪の様子を確認しながらカットを進めていきます。ドライカットをしていると言っても、毛流など無視している方もいるかも知れませんが、自分は毛流がi番重要だと思ってカットしています。

ウェットカットでは、型にハマらない方が出てきて当たり前で、そういう方には、特にドライカットが向いていると思います。
それと、自分にもその考え方が合っていました。
目的があって、そのためにどうするか?
こうすれば、こうなる。という考え方は、ならないと思うし、キライな考え方です。
だからこそ、ドライカットは、「誰が切るか?」というのがとても重要になってくる訳です。
基本的に、ドライカットでは髪に対して直角にシザーを入れる事はしません。
ワザワザ、収まりが悪くなる切り方をする必要がありません。
斜めに角度をつけてカットします。
だから、毛先が馴染みやすくなり、動きも出やすく、ハネても可愛かったりします。
極端な言い方をすると、
ウェットカットは、毛流、髪質、無視
ドライカットは、毛流、髪質を見ないと切れない。
という事で、普通のウェットカットで満足できないような方。
型にハマらない(毛量が多い、クセが強いなど)方には、試してみる価値あり。
という事です。
次回は、DryCutはヘアースタイルの持ちが良い。
について話していきます。
